ビットコインは少額でじゃ儲からないって聞くけど本当?
仮想通貨投資や株式投資は資金力が無いと稼げないとか聞いたんでしょ?
コツコツ積み立てした場合のシミュレーションはしてみた?
毎月1万円ずつ積み立てるシミュレーションしたんだけど、計算が複雑でわからなくなてさ
それじゃビットコインの積み立てシミュレーションや投資方法を紹介していくね!
「本当はビットコインの少額投資は儲からない」
「ビットコインで儲けるためには多くの資金が必要」
投資方法は無数にあり、「どの時間軸で考えるか」は人によって違うため一概に「儲からない」とは言えません。
今回はシミュレーションと投資方法、ビットコインの将来性をお伝えしていきます。
各取引所の最小積み立て額
取引所 | 毎日積み立て | 月イチ積み立て | 積み立て頻度 |
---|---|---|---|
コインチェック | 約300円~ | 1万円~ | 毎日1回 月1回 |
GMOコイン | 500円~ | 500円~ | 毎日1回 月1回 |
bitFlyer | 1円~ | 1円~ | 毎日1回 毎週1回 毎月1回~2回 |
ビットコインの少額投資は難しい?
仮想通貨投資と聞くと、「専門的知識が必要そう」「パソコンに詳しくないから無理」と思っていませんか?
投資の中でも仮想通貨はかなり「かんたん」にスタートできます。
「投資」や「取引」という言葉を聞くと、「難しそう」「お金がたくさん必要そう」などのイメージがあるかもしれません。
株式投資の単位
一般的に1単元という単位で購入します。
1単元=100株
仮に1株あたり2,000円だとすると200,000円を用意しなければ投資できません。
投資を始めるときの初期投資額を仮想通貨は低く抑えられます。
ビットコインなど仮想通貨の投資は500円程度から始められ、コツコツ積み立ても可能です。
手続きから売買まで、難しい作業や窓口に出かける必要もありません。
仮想通貨の少額投資は儲からないのは本当?
仮想通貨投資が儲からないのか、実際のチャートを使いシミュレーションをしていきます。
- 対象通貨:ビットコイン・イーサリアム
- 期間:3年間(2019年10月~2022年10月)・5年間(2019年10月~2022年10月)
- 購入頻度:月に1回
- 購入金額:10,000円
ビットコインの積み立て投資
元本 | 評価額 | 保有数量 | |
---|---|---|---|
3年間 | 360,000円 | 531,071円 | 0.19371411BTC |
5年間 | 600,000円 | 1,457,960円 | 0.53180716BTC |
イーサリアムの積み立て投資
元本 | 評価額 | 保有数量 | |
---|---|---|---|
3年間 | 360,000円 | 1,304,346円 | 6.93970340ETH |
5年間 | 600,000円 | 3,107,777 | 16.53477315ETH |
ビットコインは3年間の積み立て投資で約1.5倍、10年間は2.4倍へと成長しています。
少額投資でも儲けていた事実は過去のチャートでおわかり頂けたと思います。
あくまで過去のチャートを参考にしているので、将来の儲けを保証するものではありませんが時間をかけながらコツコツ積み立て投資をすることでビットコインやその他仮想通貨で儲ける可能性があるということです。
「あの頃に買えばば良かった」と投資では良く聞きますね。
積み立ては無理のなくコツコツ投資をしていくので「買えば良かった」と後悔することはありません。
仮想通貨とは?ビットコインはお金?
仮想通貨とは何なのか、ビットコインはお金として使えるのかを見ていきましょう。
まずは、日銀が仮想通貨に対しどのような認識なのか確認してみます。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
出典:https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/money/c27.htm/
仮想通貨はお金と交換でき、その取引がインターネット上に記録されているものとされています。
プリペイドカードなどは「前払い式決済」となり、同じような電子データでも仮想通貨ではない点に注意です。
仮想通貨を一言で表せば「通貨のような機能を持つ電子データ」。
これまで預貯金・送金・各種支払いの際は、銀行を利用してきました。
仮想通貨は金融機関を通さずに、個人がインターネット上で自由にやり取りをすることができます。
法定通貨(日本円やドルなど)と相互に交換が可能なため、日常生活で使える場所が増えてきています。
日本では仮想通貨を法定通貨として認可していません。
仮想通貨は日本政府や中央銀行から価値の保証がされていない点が「法定通貨」との大きな違いです。
ビットコイン投資を始めるときは、取引所と呼ばれる交換業者を利用して購入します。
株や不動産、金と同様に仮想通貨も「投資リスク」が伴う事を理解しながら利用しましょう。
ビットコイン一番有名な仮想通貨
ビットコインは、CMや雑誌などでよく耳にするしますよね。
ビットコインは2008年に最初の仮想通貨として誕生しました。
仮想通貨の時価総額ランキング1位の言わずと知れた代表的な存在です。
- 時価総額とは?
-
時価総額とは現在の価格×発行枚数で計算します。
時価総額の大きさは、信頼性や市場需要の高さを判断する材料になります。
ビットコインへ投資をしている大企業が年々増えています。
そして驚きなのが、ビットコインが法定通貨になった国があります。
- エルサルバドル
- 中央アフリカ
新興国(今後成長が期待される国)の法定通貨になる傾向にあります。
自国通貨が安定しない国ほど、ビットコインを法定通貨にすることで財政の安定を図る傾向が強いです。
ビットコインの次はイーサリアム
ビットコインは誕生から時価総額1位を独走していますが、同様に誕生以来2位の座にいるのが「イーサリアム」です。
時価総額
- ビットコイン→約95兆円
- イーサリアム→約45兆円
マイクロソフトやトヨタ自動車などの世界的企業からも注目されており、今後も値上がりを期待できる仮想通貨の1つです。
その根拠の一つとして、イーサリアムの開発組織「Optimism」が約170億円の資金調達に成功するなど、開発が積極的に進められています。
イーサリアム2.0の開発も進んでおり、今後も更に注目です。
ビットコインのチャートと価格推移
ビットコインのチャートを見てみましょう。
2019年1月は約40万円ほどだったビットコインですが、上昇を続け2022年11月に約780万円に到達しました。
その後アメリカの金融引き締めにより、金融相場全体の下落により仮想通貨全体も下落しました。
2022年10月は1BTCあたり280万円前後を推移しています。
日本円で約300円は「0.00011BTC」です。
少額からスタートできる理由は、購入単位が細かく設定されているため。
投資とはどんなものなのか、自分に合った投資方法を探すなど少額で試してみると見つけやすいですよ。
現物取引と仮想通貨FXの違い
仮想通貨の「現物取引」とは、仮想通貨を実際に保有する購入方法です。
保有している仮想通貨は好きなタイミングで売却することが可能です。
一方「仮想通貨FX」は、「ビットコインFX」や「暗号資産FX」とも呼ばれています。
証拠金をもとに差金決済をして利益を得えるため現物は保有しません。
FXには「ロスカット」もあり初心者の方にオススメしません。
長期保有を目的とした「現物取引」をオススメします。
まずはビットコインの価格の動き方や経済ニュースとどのように連動するのかを見ながら「コツコツ投資」で仮想通貨に慣れていきましょう。
ビットコインの積み立て投資のメリット
ビットコインの積み立て投資のメリットは以下の4点が挙げられます。
ぜひ「積み立て投資」の参考にしてください。
積み立て投資のメリット
- 少額からつみたてを始めることができる
- チャートに張り付かなくていい
- 時間を分散することでリスクを抑え投資ができる
- 24時間365日いつでも取引ができる
- 基本的にほったらかし
仮想通貨は少額からつみたて投資ができる
仮想通貨は約300円から投資を始められます。
スタバのコーヒーを飲む感覚で気軽に投資がスタートできるのが大きなメリットになります。
投資は継続することがとても大事。
無理のない金額で、長期的に行っていくことがとても重要です。
短期トレードは1日や1時間で売買しますが、長期投資は1時間や1日の価格変動は気にしない方が精神衛生上楽ですよ。
1年~5年や10年といった長期間保有するのがおすすめです。
チャートに張り付かなくてよく、ほったらかしで良い
チャートに張り付いていると、「損したくない」という気持ちから焦って売却してしまうことがあります。
チャートには「騙し」と呼ばれる、振り落としがあります。
大口投資家も市場へ参加していますが、今はAiが自動トレードしている時代です。
経験や高いスキルが要求されます。
仕事や家事、趣味の時間が奪われてしまうので長期保有を前提としたコツコツ投資がおすすめです。
ビットコインに限った話ではありませんが、投資は長期目線で継続的に行うのがベストです。
気軽に始めよう
パソコンやスマホで手軽にビットコインの購入が出来ます。
投資に時間をかける必要はありません。
時間分散することでリスクも分散される
ドルコスト平均法という投資方法が時間分散に最も適している投資法と言えるでしょう。
ドルコスト平均法は月1回や1日1回など、購入対象の価格に関係なく決まった予算で購入していきます。
投資資金が100万円ある場合、1度に全てを使うのではなく毎日買うことで購入単価を平準化させる効果があります。
仮想通貨は価格変動が大きいため、積み立て投資が最善の投資戦略になることが多いです。
積み立て投資は時間を分けて複数のタイミングで購入することでリスク分散できるのがメリットです。
仮想通貨は24時間365日取引できる
インターネットが利用できる環境であれば、いつでもどこでも時間を気にせずに取引ができます。
- ライフスタイルが変わった
- 投資先を変えたい
このように思ったら瞬時に取引することが可能です。
いつでも取引ができてしまうので焦って売却しないように注意が必要ですね。
まとめ
ビットコインの少額投資は儲からないのか?と仮想通貨投資の基本をお伝えしてきました。
シミュレーションを見て頂ければわかるように、少額投資が儲からないのではないのがおわかり頂けたと思います。
投資の基本は長期保有です。
1日の値動きに一喜一憂するのではなく、3年後・5年後を想像しながら積み立て投資を長期にわたって行いましょう。
仮想通貨は気軽に始められるので投資初心者にとって勉強にもなりますよ。
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