ポルカドット(PolkaDot)の5年後~10年後が気になるね!将来性がある仮想通貨だから日本の取引所でも取り扱いが増えているよね!
2021年はポルカドットも急成長した年だったね!
スイスのWeb3財団が開発した新しいブロックチェーンだよ。
ビットコインとSolanaは別のブロックチェーンで相互運用性がないって言われてるよね?
別々のチェーンでも気にせず行き来できるといいんだけどねー
インターオペラビリティ(相互運用性)を可能にしよう作られたのがポルカドット(PolkaDot)なんだ!
実現されることで仮想通貨全体の利便性も上がるからポルカドットの将来性も高くなるよ!
それじゃ今回はポルカドット(PolkaDot)について解説していくね!
仮想通貨を何種類か買うと、各ブロックチェーンに互換性が無いことにビックリすると思います。
各ブロックチェーン同士、相互運用が出ないわけです。
ブリッジと言われる、間に挟む機能を使わないと同一の価値のまま行き来することが出来ない仕様です。
ブリッジはセキュリティ面で少し不安が残るので出来れば使いたくないですよね。
そこで今回取り上げる「ポルカドット(PolkaDot)」の登場です。
それでは詳しくみていきましょう!
ポルカドットの特徴
ポルカドットは時価総額※ランキング12位です。
※2022/10/20時点の時価総額
ポルカドット(PolkaDot)のポイント
「 ポルカドット ( PolkaDot ) 」 はWeb3財団によって開発されました。
イーサリアムの創設者の「 ギャビン・ウッド (Gavin Wood) 」を中心に開発されこともあり注目を集めています。
2020年8月に仮想通貨市場へ上場し、通貨名称は「 DOT (ドット) 」
ポルカドット ( PolkaDot )はビットコインやイーサリアムに並ぶ時価総額の大きい仮想通貨です。
ポルカドット独自の特徴と将来性がこれからのWeb3には欠かせないものであり世界的に期待されています。
インターオペラビリティ( 相互運用性 )による4つの特性を解説
- エコシステムとは?
- セキュリティ( 安全性 )について
- スケーラビリティ問題の解決
- オープンガバナンスとは?
専門用語が多いなあ・・と思いますよね。
安心してください。
専門用語もひとつずつ解説していきます。
インターオペラビリティ( 相互運用性 )とは?
ポルカドット( PolkaDot )独特のブロックチェーンです。
ポルカドットのブロックチェーンは特徴的で、別々のブロックチェーンを繋げる事が出来ます。
下の図のように、一般的な仮想通貨はひとつの独立したブロックチェーン上で運用されています。
- ビットコインはビットコインのブロックチェーン上でのみ運用
- イーサリアムはイーサリアムのブロックチェーン上でのみ運用
その理由は、ルールや仕様が各ブロックチェーンによって変わるため互換性がありません。
下の図のようにイーサリアムのブロックチェーンのみ使用している場合は手軽に送金できます。
しかし、下の図のようにイーサリアムでビットコインを買うには取引所で購入するのが簡単です。
取引所へ送金するのに時間がかかったり、売買時に手数料を取られます。
取引所は手数料あり、市場の取引量などに応じて変動。
詳しくは後術する「 3.スケーラビリティ問題とは? 」で解説していきます。
仮想通貨はブロックチェーンによって、中央管理者が存在しない非中央集権型のはず。
ある意味ブロックチェーンという中央管理者に縛られているという皮肉な話ですね・・・。
それでは、ポルカドット(PolkaDot)のインターオペラビリティ( 相互運用性 )がもたらす4つの具体的な仕組みと特徴を解説していきます。
ポルカドット(PolkaDot)エコシステムとは?
エコシステムはブロックチェーン上で発行された仮想通貨によって生まれる経済圏のことを言います。
ブロックチェーン上に展開されたDeFiやNFTアートで新たな経済圏が回っていきます。
インターオペラビリティ( 相互運用性 )を実現する為の仕組みです。
ポルカドットの「リレーチェーン」「パラチェーン」とは
- リレーチェーン
- パラチェーン
- ブリッジ
ここではポルカドット(PolkaDot)のリレーチェーンとパラチェーンがどのように接続されるのか見ていきましょう。
- リレーチェーン
-
パラチェーンの運用の軸となる役割を果たしています。
( リレー ・・ 中継・取り次ぐ )
- パラチェーン
-
( パラ = パラレル・・並行 )
パラチェーンはそれぞれ独立していて、リレーチェーンに接続しています。
リレーチェーンを介して、異なるパラチェーン同士が繋がり下記を実現可能にしています。
- パラチェーン同士の相互運用 ( メッセージの送受信や取引など )
- ポルカドットのセキュリティシステムの共有
- エコシステムの合意形成 ( 関係者の意見の一致を図る場を用意すること )
現段階ではパラチェーンの数は100枠と有限であり、接続できるのはオークションで勝ち抜く必要があります。
- Moonbeam
- Acala
- Astar Network
これら3つは既にパラチェーンとして接続され稼働しています。
どのようにパラチェーンはオークションを行っていくのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
ポルカドットのパラチェーンオークション
ポルカドット(PolkaDot)のパラチェーンに参加するためには「パラチェーンオークション」を勝ち抜く必要があります。
- より多くDOT投票( ポルカドットが投票券 )を保有しているプロジェクトがパラチェーンに接続出来る。
- 個人投資家が支援しているプロジェクトにDOTを投資出来る( 後々DOTは個人投資家へ返金される )
- 勝ち抜いたプロジェクトへ投票していた投資家は独自トークン(通貨)をもらえることがある
- より有望なプロジェクトを選定するために、オークションは複数回に分けられ開催される。
パラチェーンオークションの概要は下記のとおりです。
パラチェーンオークションで票を集めるためには、プロジェクト自体のロードマップが大事になります。
また、投資家の視点からはパラチェーンとして稼働したときに独自トークンにどこまで価値が付くかも判断の材料となります。
ポルカドットのセキュリティ( 安全性 )について
パラチェーンに参加したプロジェクトは、インターオペラビリティ( 相互運用性 )によりポルカドット(PolkaDot)のセキュリティを使用することができ、安全にDapp※の運用が出来ます。
※ Dapp ・・ 分散型アプリ
ポルカドット(PolkaDot)のセキュリティを共有することで相互にメリットがあります。
- ポルカドット側のメリット
- 有望なプロジェクトをポルカドットの参加に置くことで、ポルカドットの繁栄にも繋がる。
- パラチェーン側のメリット
- 立ち上げたばかりのプロジェクトではセキュリティ対策に不安がある為、ポルカドットの確立されたセキュリティ対策を使用でき、プロジェクトの繁栄にも繋がる
セキュリティを共有することによって、より安全にエコシステムが構築されていきます。
ポルカドット(PolkaDot)はスケーラビリティ問題が解決できる
スケーラビリティ問題とは
1つのブロックチェーンに利用者が急増することで起きる問題の事です。
( スケーラビリティ ・・ 処理能力の度合い )
イーサリアムは爆発的に広がったDeFiやNFTアートによって利用者が急増しました。
ネットワーク利用者が増えたためイーサリアムでは下記のような問題が発生しています。
- ガス代( fee )の高騰(手数料の高騰)
- 取引時間の遅延(取引の処理に時間がかかる)
一方、ポルカドット(PolkaDot)のエコシステムでは、並列したパラチェーンで取引処理します。
並行した処理を行うことで処理速度を上げ、スケーラビリティ問題を解決しています。
ポルカドット(PolkaDot)のガバナンス
ポルカドットの開発は運営陣の意向だけでなく、DOT保有者の意見も反映されるガバナンス体制が整えられています。
ポルカドット(PolkaDot)は全てのステークホルダーが発言権を持っており、1人の意見で全てを変えてしまうようなことがない仕組みになっています。
2022年6月29日に新たなガバナンスの仕組みが発表されました。
その名も「Polkadot Governance 2(Gov2)」。
創設者のひとりであるGavin Wood氏は「現在のガバナンスはより分散化させ、より安全でスピーディーにする必要がある」
このように述べています。
Gov2が実装されることでDOTホルダーはより投票しやすいガバナンスシステムとなります。
- ガバナンスとは?
-
ガバナンスとは「 統治・管理・支配 」という意味です。
オープンガバナンス、つまり民主的な統治を意味します。
例えばポルカドット(PolkaDot)に関する内容が議論されたとします。
- 手数料の変更
- ブロックチェーンの追加と削除
- アップデート
このような内容が議論されたときにDOT(PolkaDot)を使い投票を行います。
開発者が一部の人の思惑だけでプロジェクトは進行しないという点がガバナンスの性質を持つトークンの特徴です。
ポルカドットの5年後~10年後の将来性は?
ここからはポルカドット(DOT)の5年後・10年後の価格について見ていきましょう。
予想価格は参考程度に見てね!
ポルカドット(DOT)が2020年8月に取引所へ上場したときの価格は
1DOT = 約300円
ポルカドット(DOT)が一番高かった価格は2021年11月
1DOT = 約6,000円
取引所へ上場してから僅か1年で20倍に上昇しました。
2022年10月現在は1DOT = 約916円 となっています。
ポルカドット(DOT)は将来性の高い仮想通貨ですが、5年後・10年後はどうなっているんでしょうか!
ポルカドット(DOT)の5年後・10年後の価格予想を見ていきましょう。
5年後 | 10年後 |
---|---|
$41.59(8,791円) | $180.51(26,895円) |
アナリストたちはポルカドット(DOT)を予想していますが、将来的に上昇すると考えているようです。
あくまでも予想なので参考程度に見るといいですよ。
ポルカドットの将来性と特徴まとめ
ポルカドット(PolkaDot)の5年後~10年後の将来価格と特徴についてお伝えしてきました。
ポルカドット(PolkaDot)のガバナンスシステムのアップデートも発表があり、更なる期待がされています。
ポルカドットまとめ
- ポルカドット(PolkaDot)はweb3財団が開発している
- ポルカドットはパラチェーン接続によりDappsが展開されていく
- ポルカドット(DOT)を使いガバナンス投票ができる
- 5年後の価格予想は約$41、10年後の価格予想は$180と世界から期待されている
ポルカドット(DOT)は国内取引所でも多く取り扱われているので投資しやすい仮想通貨です。
DOTを買うなら国内取引所の口座開設をしておきましょう。
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