暗号資産(仮想通貨)での投資を行っている人も珍しく無くなってきました。
皆さんの周りにもちらほらいるのではないでしょうか?
世間にブロックチェーン技術が浸透してきている証拠でしょう。
そして、次に日常となってくるのは間違いなくメタバースです。
多くの人が仮想空間を自由に駆け回るようになるのは、そう遠くない未来なのかもしれません。
でも、始めるにあたって最初の一歩を踏み出すのは勇気がいりますよね。
もしかして
- メタバースって大企業の社員がやってるやつでしょ
- 始めるのに特別な技術がいりそう
- テクノロジーに強い人たちがやっていそう、なんだか難しそう
メタバースって何?
まだ「メタバース」についてちょっと不安な方はコチラメタバースをわかりやすく解説
そんな悩みを持っているあなたに朗報です。
気軽に、ゲーム感覚で始められるメタバースがあるんです。
その名もThe Sandbox(以下サンドボックス)
(画像引用:公式Twitterより)
三行で解説すると
・初心者の人にも親しみやすいサンドボックスゲーム
・ブロックチェーンに精通している人にも楽しめるクリエイティブさ
・ゲーム内で流通している暗号資産(仮想通貨)を稼ぐこともできる
そんなサンドボックス(THE SANDBOX)について今回は解説をしていきます。
でもゲームと言われると、
・働いていてゲームなんかに時間を裂けないよ
・そのうち飽きそうだし
・ゲームするなら据え置きのゲーム機の方がいい
そんなふうに考える方もいるかと思います。
しかし、サンドボックスはこれからのメタバース界隈を盛り上げていく一翼を担う可能性を、大いに持っているメタバースプラットフォームの一つです。
数多くの企業がメタバースへ注力している今の時代ですから、触っておいて損になることはないと言えます。
今回の記事を読むことでわかること
・サンドボックスで知っておくべき用語がわかる
・サンドボックスの始め方がわかる
・サンドボックスでの暗号資産(仮想通貨)の稼ぎ方がわかる
これから盛り上がっていくであろうメタバース、サンドボックス。
その魅力について大いに語っていきます。
一人で始めるのには勇気がいりますが、この記事を読んでくださっているみなさんのサンドボックスデビューの一助になればと思います。
それではどうぞ!
サンドボックス(The Sandbox)とは
今回紹介するBCG(ブロックチェーンゲーム)のサンドボックス(The Sandbox)は、ゲームのジャンルで言うと「サンドボックスゲーム」に該当します。
サンドボックスゲームとは?
サンドボックス(The Sandbox)とは、ボクセルスタイルのキャラクターや世界観が特徴的な、サンドボックスゲーム型のメタバースです。
サンドボックスゲームとは、まっさらな世界に自分で好きなように建物を建てたり、畑を作ったりと自由に遊べるゲームの総称です。
ボクセルスタイルの代表
代表的なサンドボックスゲームとしてはMinecraftがありますね。
サンドボックス(The Sandbox)では動物を作ったり建物を自由に建てられるだけではなく、自分で作ったアイテムをNFTとしてマーケットプレイスへ出品できます。
サンドボックス(The Sandbox)内で流通している暗号資産(仮想通貨)を稼ぐこともできるんです。
ブロックチェーン上に作られたメタバースゲーム
サンドボックス(The Sandbox)はイーサリアムのブロックチェーン上に構成されたメタバースです。
メタバースは徐々に盛り上がりを見せているテクノロジーですが、そのプラットフォームとして高いポテンシャルを秘めているのがこのサンドボックス(The Sandbox)です。
資金調達
2021年にソフトバンクから100億円(9300万ドル)の資金調達を受けたことは大きな話題を呼びました。
サンドボックス(The Sandbox)でできること
先にも少し触れましたが、サンドボックス(The Sandbox)でできることについて説明します。
こんなことができる
・アイテムや人、動物などのNPC(ノンプレイキャラクター)を自由に作れる
・作ったアイテムをNFTとしてマーケットプレイスとして出品できる
・ゲームをプレイして暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができる
・LANDを購入してゲームを公開することができる
メタバース、ブロックチェーンと聞くと敷居の高い印象を受けてしまうかもしれませんが、難しいことを考えずに普通にサンドボックスゲームとして楽しむことから始めるのもアリです。
サンドボックスで覚えておくべきキーワード
ここでは、サンドボックス(The Sandbox)をより楽しむため、ゲーム内で使う用語を解説していきます。
$SAND(仮想通貨)
暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができると前述してきていますが、サンドボックス(The Sandbox)で稼ぐことができるのがこの$SANDです。
注意ポイント
サンドボックス(The Sandbox)内で稼げるのは$SANDなので、ビットコイン(BTC)や他の通貨が稼げるわけではありません。
SANDはコインチェックで取り扱いがあるので、日本円にしたい場合はコインチェックで両替する事が可能です。
SANDをビットコイン(BTC)に交換する場合は海外取引所やDEXを利用しましょう。
サンドボックス(The Sandbox)で流通しているのが$SANDなので、サンドボックス内でのアイテム購入にはこのSANDが必要不可欠です。
そのためこのSANDが稼げる仕組みになっています。
LAND(ランド)
LAND(ランド)はサンドボックス内で「土地」という意味合いで使われるキーワードです。
LAND(ランド)はプレイヤー全員に与えられるものではなく、購入しなければ手に入りません。
広さや形はLANDによって異なりますが、現実の土地と同様に、広さやアクセスなど、利用する人々にとって価値の高いLAND(ランド)ほど高額になってきます。
なお、LANDは高額なため、誰でも手軽に買えるような値段ではないので、計画的に購入するか、借りるという手もあります。
LAND(ランド)の購入方法
LAND(ランド)は公式サイトからの購入方法(開催期間中のみ)とコインチェックやOpenSeaで購入が可能です。
わかりやすくカンタンに購入できるのは、コインチェックでLAND(ランド)購入になります。
口座を開設したらLAND(ランド)をチェックしてみましょう。
VoxEdit
動物や建造物、アイテムを作る時に必要になるアプリケ―ションがVoxEditです。
このアプリケーションはサンドボックス側が無料で提供しています。
サンドボックスを構成する動物や建造物、アイテムのことを総称して「ASSET(アセット)」と呼びます。
一般的にはボクセルアートともいいますね。
ボクセル型のブロックを組み合わせてアイテムや建造物を自由に作ることができるので、自分だけのクリエイティブなアセットを作って楽しむことができます。
GameMaker
アセットを作るためのアプリがVoxEditですが、GameMakerは3Dゲームを作るためのアプリです。
こちらもサンドボックス側が無料で提供しています。
3Dゲームと聞くと難しい印象を受けますが、専門的なスキルが必要なアプリケーションではなく、ゲームを作るアプリとして分かりやすいものになっています。
初心者から上級者まで楽しめるものになっているため、一度は触っておくことをおすすめします。
サンドボックス(The Sandbox)での稼ぎ方
ここからはサンドボックス(The Sandbox)での稼ぎ方について解説していきます。
アセットを作って出品する
VoxEditを使用して人や動物などのNPC、アートを作って出品することでSANDを稼ぐことができます。
出品するにはアーティスト登録が必要になります。
自分の作ったアセットがゲーム画面で動いているのを見て楽しむだけでなく、暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができるのはこの上ない喜びでしょう。
LAND(ランド)を購入して、不動産運用で稼ぐ
LANDは購入して建物を建てたり、自分の思い思いの世界観を作ることにも長けていますが、第三者へ貸して、賃借料を得るということもできます。
現実の土地では手入れなどが必要になるかと思いますが、仮想空間の土地なので、雑草の駆除など手入れも不要なのがいいですよね。
ちなみにLANDは現実の土地と同様に、かなりの高額になっています。
現在はコインチェックやadidasなど有名企業が保有しています。
ゲームを作って集客して稼ぐ
GameMakerで作ったゲームをLANDへ公開して集客することで、利益を得ることもできます。
プレイする人が多ければ、その分だけ多くのSANDを稼げるでしょう。
しかし、ゲームの公開はLANDがなければできません。
そこでLANDを所持していなくても借りることで、ゲームを公開することができます。
その場合はLANDの賃借料を払う形にはなります。現実の土地で商売をするのと同じですね。
ゲームをしてSAND(暗号資産)を稼ぐ
ゲームをしてお金を稼ぐことできるシステムのことを「Play to Earn」または「GameFi」と言います。
サンドボックスではまだこの機能は実装されていませんが、これまで期間限定という形で機能が実装された期間がありました。
今後に向けたテストプレイであったことも考えられるので、恒常的な実装が待たれます。
サンドボックスのはじめ方
ここからはサンドボックス(The Sandbox)の始め方を解説していきます。
PCのスペックの確認
サンドボックス(The Sandbox)は現在スマートフォンではプレイできません。
WindowsPCかMacを準備しましょう。
PCのスペックにも必要要件があります。
最低構成 | 推奨構成 | |
---|---|---|
64ビットプロセッサーとオペレーション | 64ビットプロセッサーとオペレーション | |
OS | Windows7 | Windows11 |
プロセッサー | デュアルコア2GHz | クアッドコア3GHz |
メモリ | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックス | 512MB VRAM | 2GB VRAM |
DirectX | バージョン11 | バージョン11 |
ストレージ | 2GBの空き容量 | 2GBの空き容量 |
仮想通貨取引所の口座開設
国内の仮想通貨取引所の口座を開設しておきます。
おすすめはSANDの取り扱いのあるコインチェックです(2022年7月現在)
ウォレットの作成
暗号資産(仮想通貨)をサンドボックスや仮想通貨取引所へ送金したりするため、メタマスクなどのウォレットを作成しておきます。
SANDの購入
暗号資産(仮想通貨)のSANDを購入します。暗号資産(仮想通貨)の取引には取引手数料もかかるため、その辺りも考慮しておきましょう。
アカウントの作成
アカウントを作成します。公式ホームページのサインインをクリックして登録へ進むことができます。
サンドボックス(The Sandbox)のメリット
ここからは数あるメタバースからサンドボックスを選ぶメリットを解説していきます。
クリエイティビティが高い
アセットやゲームの作成など、クリエイター向けのコンテンツが豊富なのがサンドボックス(The Sandbox)の特徴です。
「アイテムを買って設置する」という形よりも、自分で作ったアイテムを思うままに設置したいという人にはうってつけのメタバースでしょう。
定期的にイベントが開催されている
公式Twitterを見てみると、定期的にイベントが開催されているのが分かります。
こういったイベントが活発だとメタバースへ参加しているプレイヤーも楽しく活動できますね。
ボクセルスタイルのサンドボックスゲーム
サンドボックスゲームといえば、代表的なものはMaincraftですね。
世界的にもプレイヤーの多いMaincraftはプレイしたことがある人も多いのではないでしょうか。
似通ったボクセルスタイルのゲームですから、メタバースは難しそう、と尻込みしている方も参加をしやすいのではないかと思います。
見た目だけ見ると暗号資産(仮想通貨)の稼げるMaincraftという見方ができてしまいますね。
まとめ
これまでのまとめ
・サンドボックスは初心者でもとっつきやすいメタバースゲーム
・既に数多くの名だたる企業が参入している
・サンドボックスは、アセットを自由に作れるだけでなく、暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができる。
・VoxEditで楽しめる、クリエイティブなアセット作り
・GameMakerで簡単に作れる3Dゲーム
・いずれのアプリもサンドボックス公式から無料でダウンロード可能
・アセットを出品して暗号資産(仮想通貨)を稼ぐことができる
・LANDは現実の土地のように賃借したり運用ができる。
・ゲームをしながら稼ぐ「Play to Earn」も将来的には実装される可能性がある
・クリエイティビティの高いゲーム性
・定期的にイベントが開催されている
サンドボックスはボクセルアートが好きなプレイヤーはハマること間違いなしの、クリエイティビティの高いメタバースです。
これからまだまだ盛り上がりを見せていく可能性がありますから、長期的な目で見てみると早い段階で参加しておいた方が先行者優位を得られるかもしれませんね。
気になっている方は一度サンドボックスを体験してはいかがでしょうか?
ここまで読んでくださりありがとうございました。